下関城郭サミット第二弾【城郭カードコレクション】

下関城郭サミット第二弾 城郭カードコレクション

令和元年度の下関城郭サミット第一弾(夏の陣・冬の陣)を開催して、参加者アンケートなどから、令和2年度のきらめき活動助成事業助成金の申請書を起した。時期はコロナ禍の入り口にあり、協働活動や集客事業がおこなえるのか不確定であった。そのため「地域学習、地域回遊、地域連携を行う支援ツール」となるトレーディングカードを各々で集める提案をした。

◆事業実施の背景(事業を実施する地域が抱えている課題やニーズ)

・令和元年度「下関城郭サミット1」を開催して分かったことは、市内に50カ所を超える山城・城郭が存在しているにも関わらず、400人規模の参加者にほとんど認識されておらず、身近な地元の山城を初めて意識し学習した参加者が多かったこと。市内の多くの山城・城郭は、地域資源として眠っている状態であることである。

・既に各地区の郷土史会、山の会、ガイド会など山城・城郭の周知マップ製作、登山会、ガイド会を開催していたものの、各団体が協働連携して一連の山城・城郭巡りを企画した事で、参加者・主催者とも連続して各地区を巡り一層の知識・経験を深めたこと。他地区との郷土認識の違いを知り改めて郷土愛も深まったことである。

◆事業の目的(どのような目的で事業を行うか)

・(※集会を催さず)地域学習、地域回遊、地域連携を行う支援ツール開発が目的。

・体系的に整理した城郭情報を「下関城郭カード」に記載して製作し、カードのコレクションを促すことで、地域を学習し回遊する機運を醸成する。コレクター(参加者)には「下関城郭カード」コレクション制覇を楽しみとしてほしい。

・ダムカード、マンホールカードに倣い、カードデザインや収集の難易度、配布方法も工夫し、令和元年度の参加多数を占めたシニア層とは異なる若者層へ訴求する。

・「下関城郭カード」製作・配布が、地域づくり、地域連携の一助となることを前面に出し、各地区まちづくり協議会、公民館、博物館、図書館、学校、社寺などカード配布窓口を依頼する組織・団体との協力体制を築きながら行う。

・「下関城郭カード」を基盤とし各地区まちづくり協議会などへ参画の輪を広げ、令和3年度は再び協働による「下関城郭サミット3」開催を目標に活動をする。

(令和2年3月31日 きらめき活動助成事業助成金申請書 記載文)

令和2年度の活動・・・コロナ禍の影響もあり、令和2年度の活動は、「城郭カードコレクション」製作・印刷で留まり、カード配布は令和3年度の活動へ繰り越すこととした。

(この活動はきらめき活動助成事業助成金を活用しています。)